2026年4月の新設住宅着工、6ヵ月ぶりに増加転換

細野 純一

筆者 細野 純一

不動産キャリア32年

不動産に携わって、およそ32年。総合デベロッパーで、宅地造成。土地有効活用。建物一括借り上げ、マンション分譲、用地の計画買収、不動産コンサルティング事業にかかわりました。また、店舗・倉庫・別荘地の仲介、借地権の売買などもかかわったことがあります。

 国土交通省が529日に公表した建築着工統計によると、20264月の新設住宅着工戸数は62,569戸(前年同月比11.4%増)となり、6ヵ月ぶりに増加へと転じました。着工床面積も前年同月比13.4%増の4735,000平方メートルと、同様に回復の兆しを見せています。

利用関係別に見ると、持家16,296戸(同19.5%増)と3ヵ月ぶりに増加。貸家29,265戸(同17.3%増)で6ヵ月ぶりの増加、分譲住宅16,702戸(同3.4%増)と4ヵ月ぶりにプラスとなりました。なかでも戸建住宅は1156戸(同24.3%増)と力強い伸びを示した一方、マンションは6,293戸(同18.4%減)と4ヵ月連続の減少が続いており、二極化の動きが目立ちます。

地域別では、首都圏が総数23,880戸(同15.4%増)、中部圏が7,520戸(同40.4%増)と大幅増、近畿圏も1627戸(同4.8%増)とそれぞれ増加しました。

なお、季節調整済年率換算値は724,000戸(前月比1.7%減)と4ヵ月連続の減少となっており、回復傾向にある一方で、中長期的な需要の底上げには引き続き注目が必要です。

住宅市場の動向は、不動産購入・売却のタイミングにも大きく影響します。ご自身の住まいや土地活用についてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。